皆様こんにちは、鍼灸師のツトムです。
朝と夜が涼しくなり、秋の兆しがでてきましたね(^_^)
今回は東洋医学的な視点からの秋についてです。
秋は夏の陽気が衰えていくかわりに陰気が増してくる時期です。
陰とは、消極的、静か等の性質をもち自然界では冬、北、夜、水、女、月等が分類されます。
陽とは、積極的、行動的等の性質をもち自然界では夏、南、火、男、太陽といった感じです。
陰と陽はシーソーの両端にそれぞれ乗っているようなもので片方が増えれば減りとバランスが保たれているのが一番で、人の身体はそのバランスが崩れると病気になるのです。
少し話は脱線しましたが、ここから秋についてお話します。
秋は全てのものが成熟し、収穫の季節です。
秋は人の身体でいうと肺の働きが活発になる時期とも言われます。
東洋医学では肺は気を操作するところです。
肺が気を巡らせる事で、皮膚を養い寒さやウイルスから身を守ります。
肺がしっかりとしていれば風邪等にはかかりません。
秋は過ごしやすいという声も聞きますが、過ごしやすいといっても、秋は夏の疲れがどっとでる時です。
ひとつは暑さに負けて体力を消耗したもの、もう一つは暑さの為にクーラーや冷たい飲み物で身体を冷やすものです。
このような時は、まず身体に元気をつけてからつらい症状を取るようにしないと治りません。
胃腸も弱っているのでただ栄養のあるものをとるというのは、逆に胃腸に負担をかけてしまうのでよくありません。
消化の良い温かい物を食べて秋を元気に過ごしていきましょう!!
そして鍼灸治療をすることで体質改善ができます。
症状でお困りな方私たちにお任せあれ!
最後までご愛読頂き、有難うございました。