こんにちは、火曜日は鍼灸師のツトムがお届けしていきます!
暖かくなったと思ったらまた寒さが逆戻りしましたね^_^;
ここ数日、温度差で身体に不調が生じる方が増えています。
その身体の不調を治すには、骨格的なものから筋肉的な治療が必要になってきますが、自己管理の一つとして食生活等を改善させる事も大切になってきます。
今回 は東洋医学的な観点からのお話になります。
東洋医学では食べ物を5つの味、①酸(すっぱい)
②苦(にがい)、③甘(あまい)、④辛い(からい)、⑤しおからいの五味に分けそれぞれの味覚が五臓の働きを助けると考えられています。
ただし一つの味だけ過剰に食べすぎると身体に支障をきたす恐れがある為、気をつけて下さい!
①酸(すっぱい)
血液をサラサラにして、、老廃物の代謝をアップさせる。解毒作用もあり、下痢や多尿に効き、目にも良い。
摂りすぎると脾臓を傷つけ、食欲不振や胃もたれの原因になる。
(酸味の食べ物)
梅、りんご、みかん、レモン、酢、ヨーグルト等
②苦(にがい)
熱を冷ましたり、余分な水分を出したりする作用があり、充血や炎症を鎮める。頭痛、咳、めまいに良い。
摂りすぎると肺を傷つける為、せきや鼻水、風邪の原因になる。
(苦味の食べ物)
にがうり、茶、コーヒー、ビール、春菊、ほうれん草、ごぼう等
③甘(あまい)
滋養強壮作用があり、緊張を緩め、痛みを和らげる。嘔吐、慢性の下痢、疲労等に効く。
摂りすぎると腎臓や膀胱を傷つけ、頻尿やむくみ、抜け毛の原因になる。
(甘味の食べ物)
はちみつ、芋類、かぼちゃ、キャベツ、米等
④辛(からい)
気や血の流れを促進し、発汗、発散作用がある。風邪やせき等に良い。
摂りすぎると汗がですぎて身体が冷え、不眠になったり爪が弱くなったりするのと、気力等もなくなる。
(辛味の食べ物)
生姜、ネギ、ニンニク、大根、酒
⑤しおからい
しこりを柔らかくする作用がある。
便秘やめまい、腎臓病等に良い。
摂りすぎると肝臓を傷つける為、顔色が悪くなる。血圧が上がりやすくなるので心臓系に悪い。
(しおからい食べ物)
塩、味噌、醤油、納豆、しじみ、あさり等
身体の外側の骨格的、筋肉の治療は私たちにお任せして下さい!
中からはご自身で食事を変えて、健康になりましょう。
最後まで御愛読頂き有難うございます!
失礼します。