こんにちは、今週の火曜日も鍼灸師のツトムがお送りしていきます!
前回までは東洋医学的な冬トラブルですが、今回からは冬に行うセルフケアをお伝えしていきます。
セルフケアといっても色々ありますが、どうせだったら簡単にできるものが良いですよね⁉︎
今回は簡単にできるセルフケア・・
『乾布摩擦』についてお伝えしていきます!
冬は一年の中で一番寒い時で、風邪をよく引く時期です。
風邪は外から入る邪のひとつとされ、侵入経路は皮膚表面です。
身体に入ってこようとする邪に対して、人の身体では『気』が門番となって、皮膚の表面の水際で侵入を防ぎます。
このせめぎあいの勝ち負けによって風邪をにかかるかどうかが決まります。
つまり皮膚表面での守りの強い人は風邪が引きにくいという事になります。
皮膚表面は呼吸器と関係が深く、呼吸器の状態が皮膚表面に現れることもあります!
また皮膚表面は呼吸器によって循環され、潤いを保っているともいえ、総合して考えると呼吸器が弱いと皮膚表面の守りが弱くなり外の邪の侵入を許し、風邪を引くことが多くなります。
ということは皮膚表面を強くする事は呼吸器を強くする事になります。
強すぎる刺激は肌を痛めてしまう恐れがあるので加減には注意が必要です(^O^)
(やり方として)
毎朝五分程度、乾いた布やタオル等で左右の肩甲骨の間から上から下にこすります。
こうしてこすると、しばらくするとほんのりと肌が赤くなってきて、奥までしっかり温もります。
こうして皮膚を強くすると呼吸器も強くなり、風邪をひきにくくなります。慢性的にぜんそくや咳をしているような人は呼吸が楽に過ごしやすくなります。
ぜひ機会があれば、皆様もやってみてください。宜しくお願いします!
最後までご愛読頂き有難うございます。
失礼致します。